土の入れ方から丁寧に実演
港南区が主催する温暖化対策事業「緑のカーテンで快適な夏を！初心者向けゴーヤの育て方講座」が５月29日、区役所別棟で開催された。
同事業は２０１２年度からスタートし、今回で４回目。企業の協力を得てゴーヤの栽培方法を指導し、つるによる緑のカーテンを自宅でも作ってもらうことが目的。毎年講師など内容を変えて行われている。
当日は公募で集まった区民80人が参加し、午前・午後の部の２回に分けて講座が行われた。講師は日野南にあるアライグリーン（株）の荒井隆佑さんが務めた。
荒井さんは用意する道具や肥料から、苗の植え付け、ネットの張り方、実際の栽培、害虫対策、収穫、来年への備えまで、ポイントや注意点も含めて丁寧に説明。同社のスタッフ２人による実演もあり、参加者は真剣に見入っていた。
講座終了後、参加者にはゴーヤの苗が１人２つずつプレゼントされた。港南区公園愛護会連絡協議会の花卉（かき）園芸部が育てたもので、同部の山尾修平部長は「ゴーヤを育てて、いろいろな料理を作ってもらえたら」と話していた。
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