港南消防署と横浜市消防局航空隊が22日、ヘリコプターを使用した連携訓練を港南区の日野中央公園・芝生広場で実施した。一般公開され、多くの人が集まった。
同公園は市内に33カ所ある飛行場外(緊急)離着陸場に指定されており、2014年から毎年この時期に各区で同様の訓練が行われている。
今回は9隊47人が参加し、市が保有する2機のヘリコプターのうち「はまちどり1号」が登場した。訓練は大規模災害が発生し、ビル倒壊や道路陥没などにより陸路が分断された被災地へ、野庭特別救助隊が消防ヘリで派遣されるという想定の下、2段階で進行。ヘリコプターの誘導は港南署の消防隊が初めて行った。
訓練終了後は、見学に訪れた一般市民に機内が公開されたほか、自由撮影や機体説明なども行われ、にぎわいを見せていた。野庭消防出張所の山口達也所長は「様々な災害に備える必要がある。市民にも消防ヘリを身近に感じてもらえたら」と話していた。
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