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石井誠弁護士が答える 元気の出る法律相談(135) 熟年離婚が増えています!
Q、結婚生活30年になりますが、夫とは長年表面的な会話しかしていません。これ以上夫との生活は耐えられません。夫の定年を機に離婚したいのですが可能でしょうか。
A、近年、いわゆる「熟年離婚」と呼ばれるケースの離婚が多くなっています。中でも【1】妻側が、【2】性格の不一致や精神的虐待を理由に、【3】突然夫に対して離婚を求め、【4】夫側はなぜ妻が離婚を主張しているのか理由が分からない、というケースが多く見受けられます。こういったケースでは、不貞や暴力といった明確な「離婚事由」が無い場合が多く、子どもは成人していて中立の立場をとるケースが多いといえます。まずは調停等の話し合いでの離婚を目指しますが、難しければ「離婚訴訟」となります。
訴訟では従前の夫婦関係、別居の有無・長さ、話し合いの経緯等に関する事実関係を踏まえ、「婚姻を継続することが困難」といえる程度に夫婦関係が破綻していると判断されると離婚が認められます。別居のタイミングや証拠収集等について弁護士と相談して訴訟に臨むことが重要です。
法律に関することは法律のプロである弁護士にお気軽にご相談下さい。
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