4月1日付で栄区長に就任した 松永 朋美さん 旭区在住 54歳
栄区40年に向けPR加速
○…青葉区高齢障害支援課、瀬谷区福祉保健センター長、こども青少年局など福祉行政の部署を経て区長に就任。「区長の辞令が出たときは驚いた。しかし、区長は地域の顔。各部署と協力しながら重責を全うする」と使命感をにじませる。栄区の第一印象として「地域活動がすごく盛ん」と話し、自治会加入率の高さや区内の全中学校が参加するヤングフェスティバルを例に挙げた。
○…小学校から高校までを旭区で過ごし、大学卒業後に横浜市に入局。いくつかの部署で働くうち「人の暮らしを支える福祉分野に興味を持った」と担当部署への配属を希望した。そこから、子ども支援、高齢者支援、障害者支援、ひきこもり支援と幅広い分野の業務を経験。その中から「福祉は個人の支援だけでなく、近隣住民とのつながりも大切」との考えにいきついた。今度は区長の立場となったが、やはり「地域のつながり」を重視し区政を進める。
○…趣味として熱く語るのは「ぬい撮り」。さまざまな場所にパンダのぬいぐるみを持参し、写真を撮るもので、スイスやフランスでも撮影を行った。同じ趣味を持つコミュニティーにも参加し、仲間と写真を撮ることもあるという。「栄区いたち川のマスコットキャラクター『タッチーくん』でもぬい撮りをしたい」と笑顔を見せた。
○…区長として意識するのは2年後に迫った栄区制40周年。「魅力を高め、対外的なアピールもしていきたい」と居住促進にも取り組む。さらにGREEN×EXPO2027の周知も課題に挙げた。「栄区も自然の多い地域。開催を周知し環境意識を高めたい」と区の特性を生かし認知度を上げる。区政運営については「街に出て、現場の空気を感じながら取り組みたい」と力を込めた。
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