栄区・庄戸小学校の特設陸上クラブ「庄戸スマイルビクトリー(SV)」所属の佐藤梨沙さん(5年生)が18日、日産スタジアムで行われる第34回全国小学生陸上競技交流大会に神奈川県代表として出場する。佐藤さんは現在、同大会に向けて練習を続けている=写真。
同大会は日本陸上競技連盟が主催しており、各都道府県の選考会で選抜された小学5、6年生が出場する。佐藤さんは先月7日の神奈川県予選会に出場し、5年生100m走で優勝したことで代表選手に選抜された。予選会決勝で14秒92という自己ベストをたたき出したが、「腕の振りを良くして、もっとタイムを縮めたい」と意気込む。
指導担当の荒堀泰樹教諭(35)は「レースになった時に内面の強さが光る。想定以上のうれしい結果」と驚きを隠さない。
楽しんでより速く
庄戸SVは児童の体力向上を目的として2年前に赴任した荒堀教諭が立ち上げ、現在は4年生から6年生まで63人が参加している。練習には鬼ごっこなどの要素も取り入れており、佐藤さんは「楽しい練習で足が速くなれるのが嬉しい」と話す。
「毎年リレーの選手になりたい」――。そんな思いを持っていた佐藤さんは3年生の頃に同クラブに入ってから、週2回の朝練のほか自宅前の坂道を使ったトレーニングにも励む。母・裕子さんは「朝は弱いタイプなのにクラブの日は自分で起きられる。普段は大人しいけれど、走ることは特別なよう」と話す。
荒堀教諭は「陸上は目標が分かりやすい。活動を楽しみながらも自分で目標を立てる習慣を身につけてくれたら」と語る。
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