神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

修復を終え4月から再開した横浜市開港記念会館の館長に就任した 古賀 敬之さん 中区在勤 65歳

公開:2024年4月18日

  • X
  • LINE
  • hatena

人脈生かし魅力を発信

 ○…神奈川新聞社で記者として活躍後、60歳を過ぎて神奈川大学に籍を移した。開港記念会館の指定管理者の構成団体にはどちらも名を連ねる。数多くの人物を取材し社会の矛盾を報じてきた記者としての目線、大学職員として各団体との連携や理事長を支えてきた調整力――。「これまでの経験を生かしていければ」と話す。

 ○…佐賀県生まれ。千葉大学で子どもの頃から好きだった歴史を専攻した。「古い街を大事にする人が増えることが地域の豊かさにつながる」。そんな思いで、関東大震災で失われた姿を復元しようと市民が立ち上がった同館と第二次世界大戦で破壊された街を地元の人々の熱意で再建したポーランドの首都・ワルシャワを重ね合わせる。「支えてくださる市民の思いを背負い、運営していきたい」と言葉に力を込める。

 ○…私生活では記者仲間だった妻との間に一男一女をもうけた。「仕事が忙しく、子の成長をじっくり追いかけられなかったのが悔しい」と父親の顔をのぞかせる。現在は妻と金沢区に住む。記者時代に高齢化で城ヶ島野菜を育てる人が減少していると知り、十数年前から栽培を始めた。休日は「城ヶ島野菜をつなぐ会」として奮闘。無農薬のため雑草も多い。「草刈り機の古賀と呼ばれています」と笑う。現在の楽しみは4月下旬頃のソラマメの収穫だ。

 ○…近年は大正や昭和の流行りを郷愁する「レトロブーム」。「若者も巻き込み、世代や時代を超えた観光振興や地域の交流の場にしていきたい」と意気込む。人の懐に入るのが上手く、「人たらし」と評されることも。そうして培ってきた人脈を大切に、同館の発展を目指す。「それぞれのポテンシャルを生かして価値を継承していきたい」

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版の人物風土記最新6

辰己 雅章さん

4月30日から桜木町で生徒作品展「港横濱・辰己組きり絵展」を開くきり絵作家

辰己 雅章さん

南区蒔田町在勤 74歳

4月25日

古賀 敬之さん

修復を終え4月から再開した横浜市開港記念会館の館長に就任した

古賀 敬之さん

中区在勤 65歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

奈良 安剛さん

関東学院大学サッカー部の監督を務める

奈良 安剛さん

鎌倉市在住 41歳

4月4日

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook