ピアニスト清水和音さん 地元でチャリティ公演 来月23日、宮前市民館で
日本を代表するピアニスト、清水和音さん
宮前区在住で日本を代表するピアニストの清水和音さんが、市内の障がい者や東日本大震災で被害にあった障がい者を支援しようと宮前市民館でチャリティリサイタルを行なう。日時は10月23日（日）、午後２時開演。
１９８１年、20歳でパリのロン＝ティボー国際コンクール・ピアノ部門で優勝して以来、国内を代表するピアニストとして活躍中の清水さん。30歳の頃から川崎市に住み、約10年前に宮前区に移り住んだ。今回の公演は「地元でチャリティコンサートを」という清水さんの思いが実現したもの。市内の障がい者施設への寄付を柱に、東日本大震災で被災した障がい者の支援もめざしている。
主催するのは、障がい者による第九の合唱「幸せを呼ぶコンサート」など、区内で文化芸術活動を通じた福祉支援を行なっているＮＰＯ法人レジーナ・チェーリ芸術振興会。同ＮＰＯの河合由里子理事長は「今年デビュー30周年を迎える清水さんの演奏を、ぜひ多くの区民の皆さんに聴いてもらいたい」と呼びかける。
当日演奏される曲はモーツァルト「ピアノソナタ第11番イ長調Ｋ・３３１」〈トルコ行進曲付〉、ベートーヴェン「ピアノソナタ第13番変ホ長調op．27─１」〈幻想曲風ソナタ〉、ショパン「ノクターン第１番変ロ短調op．９─１／第２番変ホ長調op．９─２」他。チケットは全席自由３５００円。
問合せは（株）サウンド＆ミュージック クリエーション【電話】０３・５７９７・５４１５まで。
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