稗原小 おやじが「いじめ」を考える 初のワークショップ
稗原小おやじの会パワーズ(弦巻達也代表)が9月29日、いじめをテーマにしたワークショップを実施した。全国で社会問題にもなっているいじめについて、「おやじとして何ができるか」。その発見や解決について活発な意見交換が行われた。
代表の弦巻さんは「子どもがいじめをしないよう教育したり、いじめられている子どもを守るのは親の務め。特に善悪を教えるのはおやじの責任ではないか」と企画意図を話す。
当日は会場の菅生ケ丘自治会館にメンバーやOB、 稗原小校長、元教頭、地元の子ども文化センター館長ら22人が集まり、活発な意見交換を行った。参加者からは「今のいじめはネットの掲示板やメール等の影響もあって潜在化しやすい」「人とのコミュニケーション能力不足が、いじめる側、いじめられる側両方に言える。コミュニケーションの基礎は親子の会話。それが不足している」「いじめで悩んでいる子どもの居場所が必要」などの意見が上がった。
稗原小の岡部養一校長は「いじめの未然防止、発生時の対応は学校と家庭、地域との連携・協力が不可欠」と今回の取り組みを評価する。弦巻さんは「この場で何かが解決するわけではないが、自分たちがいじめについて真剣に考えている姿勢を見せることも狙いの1つ」と話していた。同会では今回上がった意見をまとめ、稗原小の保護者全員に報告する予定だ。
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5月3日
4月26日