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宮前区版 公開:2012年11月2日 エリアトップへ

とどろきアリーナで行われた「NHKのど自慢」で優勝した 渡邊 親平さん 神木本町在住 23歳

公開:2012年11月2日

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やると決めたら諦めない

 ○…中原区制40周年の記念事業として開催された「NHKのど自慢」でチャンピオンとなった。「裏声を使うところが自分に合っている」と森山直太朗さんの『さくら(独唱)』を選曲。予選会には250組が出場し、20組が本選へ。2500人以上の観客の前で行われた本選で、合格の鐘がなった7組の中で頂点に立った。「選ばれるとは思ってなかったから、緊張はしなかった。でも、名前が呼ばれた瞬間は頭が真っ白。自分の元気な姿を多くの人に届けることができてよかった」と満面の笑み。

 ○…母親から川崎市で開催されることを聞いたが、当初は出場する意志はなかった。しかし、会場がとどろきアリーナということから、締め切りギリギリで決意。「等々力は思い出の地。部活でやっていた陸上と野球の大会、成人式もここだった。ずっと縁があったから出場してみようかなって」。優勝の反響は大きく、「昔の友達からたくさん連絡が来た。食事の予定でビッシリです」と微笑んだ。

 ○…宮前区で生まれ育った。高校生の時に音楽に興味を持ち、ピアノを習った。大学ではアカペラ(人間の声だけで演奏する)サークルに所属。発表会で人の生き死にを歌う曲を披露した際、感動のあまりに泣いてくれた人がいたという。「自分の歌でも人に何かを伝えられることを感じた。できる範囲で歌に接していきたい」という思いは今も変わらない。現在は銀行に勤め、地域を飛び回る日々。「人と接して喜んでもらえる仕事に就きたかった。大変だけどやりがいがあります」

 ○…大切にしているのは「何事もやり抜く」こと。最初は無理なことだとしても、最後まで可能性を信じて諦めない。「決めたことはとことんやる。筋を通したい」。その気持ちは強い。来年3月にはチャンピオン同士で争うグランドチャンピオン大会がある。「絶対出たい。自分が歌ってきた中で最高の舞台。お世話になった多くの人たちに見てほしい」

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