7月1日付で川崎鷺沼ロータリークラブの第38代会長に就任した 高橋 悟さん 平在住 57歳
手づくりの奉仕で身近な存在に
○…献血や募金活動、少年サッカー大会の開催など区内を中心とした活動から交換留学生事業、被災地支援と幅広い奉仕活動を行なう川崎鷺沼ロータリークラブの第38代会長に就任した。自身にとって入会10年目となる節目の年。「記憶に残る1年に」をテーマに掲げ、同クラブらしい参加型の奉仕活動を展開していく。「長い人生の中で記憶に残る年はそう多くない。今年が自分にとってもメンバーにとってもそんな年になれば」と意気込む。
○…「奉仕する側に立てたのはロータリーのおかげ」。知人の紹介で人脈づくりのためにと入会するまでは、奉仕とは無縁だったという。入会以来、福島のろう学校への冷蔵庫寄贈や障害者支援コンサートなど様々な事業に携わってきた。どれもちょっとしたきっかけで関わった人との交流の中で生まれた奉仕活動だ。「自分で発案して挑戦できる土壌があるのが鷺沼ロータリークラブの魅力」と地域の身近な存在として、手作りの奉仕活動を届けていく。
○…区内のハウスクリーニング会社で代表を務める。経営者として「社員あってこその会社」と日頃から社員の様子を気にかける。「たとえ利益が出ていても社員がないがしろにされる会社ではいけないからね」。趣味は乗馬。6年目になる今でも忙しい合間を縫って週に2、3回通うほどの熱中ぶりだ。「馬の調子に左右されることが多いからこそうまく乗れたときは気持ちが通じたと嬉しくなる」とはにかむ。夢は80歳で乗馬。「ロータリーの先輩に80歳で歌手デビューした方がいたので。いつまでも元気にチャレンジしたいですね」
○…課題はメンバーの減少や高齢化。「まだまだ活動を知らない人も多い。様々な経験が積めるロータリーの魅力を広く伝え、若い世代にも参加してほしい」と38年目を迎えた同クラブに新しい風を吹き込んでいく。
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4月26日
4月19日