川崎富士見LCの会長に就任した 山田 甫夫(としお)さん 平在住 76歳
活動40年「喜ぶ顔が見たいから」
○…今年で40周年を迎える川崎富士見ライオンズクラブの会長に就任した。今期のテーマは「WeServe 感動の奉仕」。善意が集まったお金をただ送るのではなく「気持ちが届くように実際に合って手渡しで行うことを大切にしている」という。地震被災地への支援金や川崎愛児園の子ども達へのクリスマスプレゼントしかり。奉仕で人の温もりを届け感動につなげ、次の奉仕精神を培う活動を目指す。
○…実はLCの会長を務めるのは2度目。LC結成当初からのメンバーということで40年の節目の年の会長に再登板。この1年で力を注ぎたいのは、若い会員の募集。「賛助会員としてまずはクラブに参加をしてもらい、奉仕活動の魅力を肌で感じてもらったり、成人野球クラブを結成し、そこから地域に根差したメンバーを募集する等考えている」とアイデアは色々。多方面からのアプローチで会員増強につとめる。
○…現在は神木でLPガス事業を手掛ける株式会社ホクトを営む。地域に根差した企業として積極的に地元の活動に参加する。趣味はと尋ねると「車道楽とゴルフだよ」とにっこり。多忙な日々を過ごす中で愛車に乗り、気の置けない仲間たちとゴルフに出かけるのが何よりの楽しみだという。生まれも育ちも宮前区。子どもの頃は、「やんちゃないたずらぼうず」で、よく友達と山の中を駆けまわったのだそう。「そこで捕まえたカブトムシや蛇、マムシなどを売ってお小遣いを稼いでいた」と当時から商才をのぞかせていた。
○…LCの活動以外にも同時期に加入し活動を続ける国際NGO団体オイスカでは東南アジアで植林活動を精力的に行っている。22年間続けたタイでの活動では一緒に活動を続けた現地の子ども達も大人になり「次世代も育った」と嬉しそうだ。奉仕活動の魅力は「奉仕の先で喜ぶ顔が見られるから」。人を笑顔にする奉仕の原点を教えてくれた。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日