20周年を迎えた「西野川おやじの会」4代目代表を務める 佐藤 達博さん 野川在住 47歳
おやじ達の背中を見せる
○…今年で20周年を迎えた「西野川おやじの会」の4代目代表を務める。子ども達におやじの背中を見せたい、学校に関わりを持ってもらいたいとの思いから発足した同会。代表として「みんなが活動しやすいようにするのが自分の役目。1人で抱えきれないことは先輩方やPTAのお母さんたちに助けてもらっている」と控えめな姿勢。「会のすごいところはしっかりと意思のあるおやじ達が集まっているということ」と真剣な眼差し。
○…会に入ったきっかけは、2代目代表の荻原健一さんに誘われたこと。自営業ということもあり、仕事上で同僚もいなかったため地域で友人ができればとの思いで入会した。以降11年間活動を続けてきた。「地元の人との関わりから色々と勉強させてもらった」と話す。2002年から同会が続ける冬の一大イベント「どんど焼き」を行う際には近隣の家1軒1軒をまわってお願いとお礼をするという。「顔を見て話すことが大切。周りの方々の理解があるからできていると思います」と住民への感謝の気持ちを語る。
○…子どもの頃は毎日泥だらけになって遊ぶ腕白な少年で「テレビゲームがなかったから手づかみで魚を捕ったり、虫を追いかけたりして遊んでいた」と当時を振り返る。趣味はアウトドア。しかし、最近はキャンプには行けていないという。「今はおやじの会とボーイスカウトで手一杯。でもそこで日々のストレスは発散できているかな」と笑う。
○…今後については「まだ後任は決めていないけど、立場上、裏方仕事が多いからもう少し子どもと一緒になって自分も遊びたい。子どもが卒業するまでには交代したいかな」と苦笑する。「自分がすることは先輩や理解者として後輩を見守っていくこと。会の活動が負担にならないように、あまり深く考えずに同じことを続けていければいいと思う」と穏やかな表情を浮かべていた。
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4月26日
4月19日