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宮前区版 公開:2019年10月25日 エリアトップへ

障がいのある子どもと家族をサポートする親の会Shine☆の代表を務める デアラウジョ 利佳子さん 菅生在住 52歳

公開:2019年10月25日

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包み込む社会 宮前から

 ○…あす開催される「みやまえ子育てフェスタ2019」に「障がいのある子とその家族の幸せオーラ写真展」で参加するShine☆の代表を務める。2年前、子育てフェスタに飛び込み参加した行動派。「障がい児のママを特別視することなく、すんなり溶け込んで『インクルーシブここにあり』という感じだった」と当時を振り返る。今年は展示中央にマットを敷いて、英語のリトミックや読み聞かせ、ワークショップなどを行い、子どもが遊べるように。その間大人に写真を見てもらおうと工夫を凝らした。「もっと多くの人に見て、知って、感じてほしい」

 ○…兵庫出身。高校を卒業し上京、服飾関係の専門学校に通った。「課題とバイトに追われた2年間」と振り返る。卒業制作では最優秀賞を受賞。有名アパレルメーカーに就職し、転職と共にキャリアアップを重ねた。今はブラジル人の夫と21歳の長男、7歳の次男と暮らす。年の離れた次男は生まれてすぐ呼吸障害でICUへ。医者からダウン症の告知があったが、最初の子を出産時に亡くしている事もあり「良かった。それなら死なないじゃない」と胸を撫で下ろした。子育てに疲れたと思うことはなく「もちろん将来の不安はなくはないが、生きた延長に将来がある。ゆっくり今の時間を親子で楽しんでいる」と優しく微笑む。趣味は料理。「家族が美味しいって言ってくれると、一生作り続けられちゃいそう」と、いたずらにまた笑った。

 ○…3年ほど前、保健士に紹介されて参加したのがShine☆だった。今は団体を引っ張る立場。他にも脳育の「マナ会」や、ダウン症を持つ人の就職支援会社「IKKA」などにも携わっている。「多様性など、全部包み込めるような地域に。宮前から広げられれば」

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