宮前ガバナンス3月号 連載寄稿 新型コロナから集団感染を防ごう! 〜川崎市の対策は今〜 川崎市議会議員 石田 やすひろ
新型コロナウイルスが、猛威をふるっています。社会では、感染予防の切り札であるマスクが不足し、デマの流布により、スーパーからトイレットペーパーまで消える事態となっています。情報リテラシーを持って、的確に行動しなくてはなりません。本市では市長をトップにした「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置して、事態に備えています。
本市のマスクの総備蓄数は、3月6日時点で80万枚ありました。その内、マスク5万枚程度、消毒液600本程度を市内400カ所の高齢者施設等を対象に配布しました。国の方針に基づき、本市イベントの休止、延期も行っています。本市の主催するイベントの自粛を3月15日(日)までとしていたものを、3月31日(火)まで延長することを決定しました。教育機関にも影響が出ています。川崎市立学校における臨時休業を、令和2年3月4日(水)から3月25日(水)まで実施しています。
経済への影響も危惧されています。花見シーズンが到来しますが、観光への影響は必至です。流通の停滞は、製造業から商業に影響が波及しています。そこで、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内中小企業に対しては、融資や経営に関する相談窓口を開設しています。融資面では、川崎市中小企業融資制度における「災害対策資金」として、融資限度額の拡大と融資利率の引き下げを行っています。
川崎市議会からもサーベイランスによる対策と、医療提供体制の拡充を関係機関に求めてまいります。
本市では「川崎市新型コロナウイルス感染症コールセンター【電話】044・200・0730」を開設し、一般的な相談を受け付けています。市内7区には「帰国者・接触者相談センター」を設置して、帰国者・接触者外来設置医療機関を適切に受診できるよう努めています。情報は日々、更新されます。本市ホームページのトップ画面にリンクされた「緊急情報」に、注目してください。
川崎市議会議員 石田やすひろ
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10月11日
10月4日