新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった「子フェスタ広場」。「みやまえ子育てフェスタ」のプレイベントとして準備を進めてきた企画委員会は、形を変えウェブ上での開催を決定。現在公開している。
同イベントは、毎年宮前市民館で10月に行われている「みやまえ子育てフェスタ」のプレイベントとして、今年初めて企画された。区内の子育て中の親など約20人からなる企画委員会が、今年1月頃から月2回ほどの会議を重ねてきたが、コロナウイルス感染防止の観点から中止とした。
しかし、同委員会では「地域のつながりを作る子育てフェスタの活動をなんとか維持していくため、この状況下でもできることをやりたい」とウェブ上での開催を発案。「3密」を避けウェブ会議を重ねた。将来的にはホームページを作成する予定だが、現在は宮前市民館のホームページ内に、同委員会のフェイスブックやツイッターなどがリンク集として掲載されている。
今できることを
ウェブ上のイベントは、自粛要請が続く中、自宅で楽しみながら参加できる仕組み。それぞれの家庭のおやつのレシピをシェアしたり、栄養士の資格を持つ企画委員の公開したレシピが、各自で実際に作った感想と共に投稿されている。企画委員のツイッター(アカウント名=みやまえ子育てフェスタ2020)では、自宅で子どもと一緒に簡単に作れる工作も掲載。家庭にあるもので作れるようにと、新聞紙や広告などで作る紙鉄砲や、牛乳パックで作るロケット、発泡トレーのパズルなどが掲載されている。
チャットルームを設置し、時間を設定して交流を楽しむ企画も計画。同委員長の深川深雪さんは「イベントをきっかけに、家で孤立している人など、不安があったらぜひコメントを送ってほしい」と呼びかけている。
今後はウェブ上だけでなく、インターネットを使えない人も参加できる仕組みを検討していくという。
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