意見広告・議会報告
宮前ガバナンス9月号 連載寄稿 市マイナンバーカードセンター開所(前編) 〜7月27日から運用スタート〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
かながわサイエンスパーク内に「川崎市マイナンバーカードセンター」が開所しました。本市のマイナンバーカードの交付枚数は、33万3953枚(本年7月末現在)。交付率は21・95%となっております。
コロナ禍において、特別定額給付金が支給されました。マイナンバーカードを持っていれば、オンライン申請が可能となり、早期の給付を求める人にとってはメリットになりました。マイナンバーカードの申請は、郵便、パソコンやスマホ、証明用写真機ででき、区役所で交付を受けることができます。
それでは何故、新たにセンターを設置したのでしょうか。
区役所におけるカードの交付は、平日の午前8時30分から午後5時までです。同センターでは、区役所の交付時間帯をカバーする目的で、月曜日から木曜日は正午から午後8時まで、土・日・祝日は午前9時から午後5時まで交付します。ただし事前予約が必要です。
マイナンバーカードには様々なメリットがあります。キャッシュレス決済で上限5千円分のポイントがもらえるマイナポイント制度が始まりました。2021年3月からは健康保険証の役割を持つ事が予定されています。市民税・県民税課税額証明書や住民票の写しなどをコンビニで取得する事も可能です。オンラインでの確定申告や行政手続など、今後も更なる市民サービスの拡大が期待できることから、新設された「川崎市マイナンバーカードセンター」と区役所の両方でカードを交付し、想定されるカード申請の増加に的確に対応していきます。
マイナンバーは、行政手続きの効率化に一躍、貢献します。国と地方公共団体との連携も進み、市民サービスの向上にもなります。制度を推進するためには、やはりカードの普及が課題となります。同センターが、マイナンバーカードの普及促進の「切り札」になることを期待します。
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川崎市議会議員 石田やすひろ
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