こども食堂
「支援の輪」次の段階へ
寄付増加、物流に課題
5月3日
地域の子育て世代への情報発信を積極的に行おうと、宮前第4地区民生委員児童委員協議会の児童部会(日渡佳子部会長)は先月、区内民児協で初めてインスタグラムのアカウントを開設した。地域サロンなど支援活動を発信。問い合わせ用フォームを設置するなど相談しやすい環境作りを目指す。
同会はこれまでに年数回、料理教室などのイベントを行ってきた。新型コロナの影響で活動機会が減少する中、子育て世代への情報発信方法を検討。部会長の日渡さんが「これまで掲示板のポスターで告知していた『お知らせ』を、ウェブ上で閲覧できるようにすることが有効では」と提案したことがきっかけだった。忙しい子育て時に掲示板を見られなかった自身の経験も反映。他のSNSと比べ写真で表現できる点などを踏まえ、インスタグラムのアカウントを開設するに至った。
同部会のアカウントでは、子育てサロンの開催予定や手軽に作れるレシピの紹介など23件を投稿(10月12日時点)。主に子育てファミリー層向けに情報発信を行っている。
現在、アカウント運用の中心メンバーは日渡さんのほか、山内玲子さん、松岡陽子さん、丹羽美保子さんの計4人。複数のスマホアプリを駆使しながら画像を編集。慣れない画像処理に苦労しながらも、投稿を続けている。日渡さんは「よりわかりやすく、見てもらえる表現を意識している。まずは知ってもらうことが課題」と強調。「次の目標は継続すること。コンスタントに情報発信ができるかが鍵。一人でも見てよかったと思ってもらえるようになればうれしい」と今後の期待を語る。
同部会アカウントIDは「jidou.dai_4」。検索欄などから閲覧することができる。「インスタグラム」はSNSのひとつで、写真や簡単なコメントが投稿できる。位置情報も関連付けることができるため、撮影場所も共有することが可能だ。
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4月26日