宮前ガバナンス2月号 連載寄稿 全国都市緑化かわさきフェア 開催決定! 〜市制100周年を「花」で祝おう!〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
全国都市緑化フェアは、昭和58(1983)年から毎年、全国から1都市が選定され、令和3年度は熊本市で第38回目の緑化フェアが開催されます。
緑化フェアの目的は、緑の普及啓発、都市緑化の高揚や、緑に関する知識の普及等であり、全国の都市緑化の推進に貢献してきました。記憶に新しいところでは、平成28(2016)年度に、お隣の横浜市で「ガーデンネックレス横浜2017」と題して72日間開催され、期間中、街全体が花であふれていました。花壇に彩られた花々が、横浜港の景色にマッチしていたのを記憶しています。
本市では、令和6(2024)年7月に、市制100周年の節目を迎えることから、このタイミングを好機と捉え、開催に向けた誘致活動を進めてきました。本市の記念すべき節目を祝うに相応しい取組であり、多様性に満ちた本市の魅力を、全国に向けて発信する絶好の機会となります。
令和4年1月には、全国都市緑化かわさきフェア基本計画骨子が示されました。全市的な展開をベースに、富士見公園、等々力緑地、生田緑地等をコア会場として予定しています。本市の目指すコンセプトは「Green For All!」です。緑は、全ての人に等しく存在し、まちづくりや暮らしの全ての場面で、多様な効果を発揮すると記しています。
本市はかつて、公害に悩まされた負の時代を経験しています。環境問題に真摯に取組んできた都市だからこそ、緑(環境)をテーマにしたフェアを開催する事に意義を感じます。令和4年度からは「実施計画」の検討に着手します。フェア成功に向けて、市民総参加型で盛り上げていきたいところです。令和5年度に開催予定の仙台市から、花のバトンを受け継ぐのは、もう間近です。
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10月11日
10月4日