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ウクライナ支援 5月2日 市民館でイベント 「有志の会」が発足

社会

掲載号:2022年4月29日号

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講演するソロツカさん
講演するソロツカさん

 ウクライナ支援イベントが宮前市民館で5月2日(月)午後2時から8時30分に開催される。「ウクライナを支援したい」という思いを持った人が区内外から続々と集結し、21日に発足した「みやまえ有志の会」(籔本亜里代表・63)が主催する。

 『ウクライナへつなぐ むすぶ とどける〜宮前在住のソロツカさんの声を聴く(仮称)』と題して行われるイベントは、5月2日の午後2時から8時30分頃まで、宮前市民館大会議室等で行われる。入場無料で支援金を募る。

 2000年に菅生に移住してきたウクライナの伝統工芸作家、テチャーナ・ソロツカさん(50)。地域に根差した活動を続ける一方、各地で母国の支援活動に奮闘している。当日はソロツカさんだけでなく夫や娘など、家族も参加。写真を交え、現地の状況やウクライナの歴史、ロシアとの関係、経済や支援方法などについて語る。ソロツカさんは「平和な中で暮らしていると痛みを理解できない。特に若い世代には、民主主義を学び、権利について考えてほしい」と訴える。

 ウクライナ伝統工芸品の展示や、支援活動をする市内の若者による日本とウクライナの係わりに関する講話も行う。また、現在全国で話題となっている、ウクライナで撮影され1970年に公開された、戦争により引き裂かれた夫婦を描いた映画『ひまわり』を上映。その後、語らいの場も予定されている。

支援の輪広がれ

 主催する同会には、まちづくり団体や一般企業などから20人超の有志が集まり、同イベント開催に向けて話し合いを重ねている。

 取りまとめるのは、元まちづくり協議会代表の籔本さん。20代のときに訪れたスリランカ等で戦火に見舞われた経験があり、今もミャンマーの支援活動等を続ける。籔本さんは、市内で支援活動をする若者がいることをメディアを通じて知り共感。連絡を取ったのが24歳の会社員、中野絢斗さん(高津区)だ。中野さんは学生時代にベラルーシに留学し東欧を旅した経験から、ウクライナにもロシアにも友人がおり「連絡がつかない人もいる」と心を痛める。

 中野さんは「いち外国人として戦争前の現地を語り、遠い国を近くに感じてほしい」と講話に立つ。市内の友人らに呼びかけ、高校生らも募金活動等を行うことになった。「同世代にも問題に興味を持ってもらえたら」。

 籔本さんは「テレビ報道のような一方通行でなく、同じまちの隣人の声を聴き、世代を超えて現地で起こっていることに知恵を出し合い、地域で心通わせる語らいの場にしたい。まだスタート地点に過ぎない。川崎でのウクライナ支援のキックオフイベントとなれば」と思いを語った。

 イベント内容に関して変更の可能性あり。【4月23日起稿】

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