こども食堂
「支援の輪」次の段階へ
寄付増加、物流に課題
5月3日
宮前区内の資源を共有する地域交流イベント「まちかどシェア」が6月18日に行われた。10回目の今回は、駅前開発を目前にした鷺沼エリアとさぎ沼商店会に焦点をあて実施。多くの人が地域の魅力を再発見した。
さぎ沼商店会と宮前まち倶楽部が共催。同イベントは2019年6月に、身近な空間「まちかど」で地域住民の持つ経験や知識などの資源を「シェア」することで、新たなつながりや人との出会いを創出することを目的に始まった。コロナ禍もオンラインで続け、節目の10回を迎えた。
会場となった鷺沼駅前スペースは、今後数年使用できなくなる見込み。そこで今回のイベントでは、楽しみながらエリアを巡る「スタンプラリー」や地域に広がる店や施設をまとめた「商店会マップ」の作成など、駅前開発を目前にした鷺沼エリアと、さぎ沼商店会の資源を共有する企画を軸に展開。ステージでは、まちだガールズ・クワイアと井澤巧麻さんによる「まちかどライブ」が会場を盛り上げた。毎回人気のはぐるま稗原農園の野菜販売や本のシェア企画「ダンボール図書館」も行われ、家族連れなど多くの区民がイベントを楽しんだ。
本の書評合戦も
お気に入りの本を紹介し合って議論する「ビブリオバトル」を初開催。午前の部は『4001の願い』を紹介した黒瀬結子さん(49)が観客の投票によって勝者に。午後の部は『本日は、お日柄もよく』を紹介した沢田将太郎さん(35)が、同数で行われた「じゃんけん」を制して優勝した。
同実行委員長の佐々木美香さんは「新しい人との出会いや交流、地域の魅力の再発見を通じて、住んでいるまちをもっと好きになってもらえたらうれしい」と話した。
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5月3日
4月26日