ラブみやまえ実行委員長 三澤 利彦さん 神木在住 70歳
人の可能性は無限
○…12日におこなわれたラブみやまえの実行委員長を初めて務めた。テーマは「地域を元気にする絆のカタチ」。区民や地域で活動する市民団体のつながりを深めた。「沢山の方が参加してくれて良かった。これも今までの土台があったからこそ」。2年前の初開催では「宮前区を知ろう」、昨年は「緑と歴史で人の輪を」というテーマで開催したが全て共通していたのが「人とのつながり」だった。
○…まちづくりに初めて参加したのは9年前。会社を退職後、活動の場を求めて市都市計画マスタープラン作成に参加したことがきっかけだった。「行政と協力した市民目線のまちづくりに魅力を感じた」。今では区まちづくり協議会の副理事を務め、地域で活動する140以上の団体に支援を行っている。「地域活動は事業だけではなく団体そのものが活性化していくことが大切」。後継者不足や活動する場所の不足といった悩み相談なども受けている。
○…生まれは葛飾区。しかし1歳になる前に父親が他界、母親の故郷でもある長野に移り住んだ。学生時代はゲルマニウムラジオや無線機作りに没頭。「器械いじりがなにより楽しかった」。工業大学の機械科を卒業後(株)リコーに入社。事務所用電卓やファクシミリなど最新の機器設計に携わり、ユニバーサルデザインの原点でもあるマンマシンコントロール(人と器械を使いやすくする技術)を担当。日々進歩するデジタル機器の未来に目を細めながら「人の可能性だって無限だよ」と笑顔で話した。
○…家族は夫人と娘の3人。しかし家族の中心にいるのはパピとレモンの2匹の犬。「家族旅行にも一緒に連れて行く」というように欠かせない存在になっている。趣味は釣り、ゴルフ、ダーツ、ボーリング、マージャン。この5種目を「近代5種競技」と呼び、6年前から仲間と楽しんでいる。「仲間とのつながりを深めること」は人生の目標でもある。
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5月3日
4月26日