川崎鷺沼ロータリークラブ第34代会長 田邊 邦夫さん 小台在住 63歳
世代間交流を活発に
○…区内を中心に奉仕活動を行う川崎鷺沼ロータリークラブの34代会長に就任した。「引き受けたからには出来る限りのことをしたい」と意気込みを話す。「クラブの活動で何か嬉しさを感じて欲しい。また、会員が嬉しさを感じることで活動も充実していく」と考え「嬉しい社交と奉仕と会員増強」を今年度のテーマに決めた。
○…鷺沼ロータリーに入会したのは12年ほど前。きっかけは、学生時代の友人が先に入会していて、活動の様子を聞いたこと。「奉仕団体があることは知っていた。自分も何か役に立てると思って」と入会。「スーツ、ネクタイのしっかりした服装で例会に参加していたクラブのメンバーを見て背筋が伸びた」と当時を振り返る。ロータリーの魅力は、自分の住む地元の役に立つことやポリオの撲滅などの世界的な動きにも関われることだと話す。
○…宮前生まれの宮前育ち。大学卒業後、一般企業や行政で社会人経験を積み、現在は不動産会社を営む。代々宮前に住む田邊家の長男として、地元との関わりは深い。消防団に始まり、町内会や避難所運営会議、犯罪や非行に走った人の更生を支える保護司など、多くの地域活動グループに名を連ねる。「地域にはお世話になっているから。それに長く住んでいる地元のことを知らないじゃ済まないからね」と生粋の宮前っ子のプライドを覗かせた。
○…少子高齢化の中、若い世代と年配の世代が互いに理解し尊重していくことが大切だという。「クラブでも、今年度は世代間交流を意識していきたい」。毎年クラブが主催している小学生のサッカー大会の他、子どもたちに良い芸術と触れる機会を作る新たな企画も練っている。また、改めてロータリークラブの理念「一人ひとりの職業を通じての貢献」を心に刻みたいという。「世界的な組織だが、まずは各人、各クラブがしっかり活動を行うことで大きな力を作りたい」。
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5月3日
4月26日