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宮前区版 公開:2011年10月7日 エリアトップへ

まち歩きイベントを主催する宮前区の「歴史文化調査委員会」の委員長 奥野 温子さん 宮崎在住 59歳

公開:2011年10月7日

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歩くたびに区の魅力知る

 ○…宮前区の歴史や文化を掘り起こし、まとめていくことを目的とした「歴史文化調査委員会」の3代目委員長。地図や資料を片手に区内を歩き、古老から昔の話を聞く生活を続けて10年以上が経った。10月20日(木)には、同会が作成した地図「宮前歴史ガイド」を持ち、区内や市境を歩く「第5回宮前ふるさと発見旅〜長尾の里周辺〜」を開催する。「歩くたびに変化している区の魅力を知ってもらえれば嬉しい」

 ○…同イベントは昨年秋から開始した。リピーターも多く、これまでに120人以上が参加している。区内の人々が普段行かないような場所にポイントを絞り、見所を紹介してきた。「犬蔵から水沢の尾根道を歩いていたら、大山や横浜ランドマークタワーが見えたの。感動した」。人があまり知らない道を知っている、そんな密やかな楽しみもある。安全なルートを探すためにコースを全員で下見したり、3班に分かれて探索したり。「安全第一主義」ときっぱり。

 ○…全7回を予定している『歴史ガイドでまち歩き』。「終了後は7回分を再編集して冊子にしたい」と瞳を輝かせる。「古道ももっと取り上げていきたい。まちを歩いているとつい、あ、ここは歴史ある道かな?とか考えちゃう」と笑う。委員長になって6年目を迎えたが、本人は「一番年下だから委員長になった」と謙遜する。周囲からは「フットワークが軽く全体把握能力も高い」と信頼も厚い。

 ○…大阪出身。結婚を機に関東へ。宮前区には15年前、夫の転勤で引っ越してきた。歩くことが大好きで、「同じ歩くにも、歴史や文化を知りながら歩いたほうが面白いかな」と思い、同会の会員募集記事を見て参加した。息子2人は独立し、現在は夫と2人住まい。週末は2人で歩くこともある。「宮前区は私たちが越してきた時に比べてだいぶ変わった。まちの変わりようを2人で見つけるのも楽しみ」と話す。
 

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