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宮前区版 公開:2012年7月13日 エリアトップへ

第4期宮前区民会議の委員長を務める 直本享子(たかこ)さん 宮前平在住 68歳

公開:2012年7月13日

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まちを変えられる充実感

 ○…宮前区が抱える課題を区民らで持ち合い、解決策を考える第4期区民会議の委員長に4月、就任した。任期は2年。これまで務めてきた副委員長の経験と、公平で客観的な姿勢が評価されて委員長に推薦された。「知識が豊富で優秀な委員が多い。私で務まるのかと少し不安に感じたが、皆さんの貴重な意見をまとめながら宮前区をより良くしていけたら嬉しい」と目を輝かせる。

 ○…第1回目の区民会議で取り上げたい課題を募ったところ、約40の案が出てきた。例えば、まちづくりに関するアイデアや防災、地域の絆…とジャンルも各人の興味もさまざまだ。「すべてに対応できるわけではない。できて3〜4つくらい。でも、課題を2年間で解決しようと思うのではなく第5期、第6期へと繋いでいく課題があってもいいのでは」と話す。また、委員のやりがいを「自分たちの行動が行政に伝わり、改善されていく喜びは他にはない」と話す。

 ○…愛媛県出身。大学卒業後は犯罪者の更正を支える更生保護観察官として全国の県庁所在地で働いた。「保護員時代は転勤ばかりで、常に新住民だった」と振り返る。宮前区に移り住んだのは5年前。「自然を感じられる町並みと住みやすい環境がお気に入り。大好きなまちだからこそ、様々な都市を見てきた自分の経験が生かせると思って」区民会議に参加した。社宅の多い宮前区。「転勤族の人たちもまちに関われるような仕掛けを作れたら」と今後のアイデアも豊富だ。

 ○…区民会議の委員長のほかに、ボランティアの保護司や家庭裁判所の調停員、文京学院大学の非常勤講師といった顔も持つ。趣味は煎茶道。30年ほど前からたしなんでいる。「お茶を通して人を笑顔にできる。仕事の息抜きになっている」。大の料理好き。煎茶のお菓子を作ったりすることもある。一番のお気に入りレシピは「栗の渋皮煮」。温かな笑顔が印象的だ。
 

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