神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2014年9月26日 エリアトップへ

50周年を迎える東京地方税理士会川崎北支部の、事業特別委員長を務める 朝倉 文彦さん 中原区在住 68歳

公開:2014年9月26日

  • LINE
  • hatena

税理士の認知度向上に全力で

 ○…約300の会員が所属し、税務相談や記帳指導から小学生への租税教室まで幅広く活動している東京地方税理士会川崎北支部。1964年の発足から50周年の節目として行う記念事業の指揮を任された。「来年から税制が変わり、ますます高齢化が進む中で税理士への要望は多様化し、果たすべき役割は増えるはず。まず市民の皆さんに税理士について知ってもらえれば」と、10月4日に控えたイベントに向け奔走中だ。

 ○…大卒後に一度は就職したものの、税理士だった父の職が気になり何気なく購入した簿記の本が人生の転機に。「難しくて大変だぞ」と、普段は厳しく感情を表に出さない父も、28歳で試験に合格すると心から喜んでくれた。税理士の魅力は、人と接し社会の動きを感じられること。「顧客の職業やその時の状況などにより提案は変わるけど、喜んでもらえるからね」。税理士の社会的認知度を上げようと、すぐに税理士登録し支部に入会。その後は積極的な活動で周囲からの信頼を得て川崎北支部長に就任、更に神奈川・山梨で会員約4700人の投票により選ばれる東京地方税理士会の第16代会長を6年間務めた。「当時はさすがに自分の仕事どころではなかったよね」と苦笑い。

 ○…疎開先だった山梨県韮崎で生まれ、3歳の頃に川崎へ。現在は夫人と息子2人の4人家族。父の背中をみて育った長男は税理士の道を志し、次男も同じ士業の公認会計士。趣味は健康のためにと40代から始めたテニス。「夫婦でよく出掛けるけど『あんたは下手』とか言われるからよく喧嘩するんだ」とさらりと話すのも、おしどりだからこそ。

 ○…不安を感じているのは税理士の高齢化。「会員の平均は60歳を超えているはず。それでも若くして頑張っている会員もいるし、エキスパートになることが我々の仕事」とキッパリ。未来を担う後進のため、会員増強のため、まだまだ現役として全力を注いでいく。
 

宮前区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

飯田 康行さん

宮前消防署長に就任した

飯田 康行さん

横浜市在住 58歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

森川 敦子さん

運営する学童で企業と共創しSDGsプログラムを実施した

森川 敦子さん

宮前区在勤 38歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

岸 真介さん

馬絹地域の有志を率いて落書き消しを行った

岸 真介さん

馬絹在住 67歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook