神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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宮前区版 公開:2014年12月19日 エリアトップへ

宮前区を拠点に様々な地域活動をプロデュースしている 村瀬成人(しげと)さん 宮崎在住 59歳

公開:2014年12月19日

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「オハイオ」でまちづくり

 ○…「地域の人が持つアイデアをカタチに」―。宮前区を拠点に地域の様々なプロジェクトをプロデュースし、発信している。川崎で働く女性の魅力を発信する「ウーマンカワサキプロジェクト」や、市のイメージアップ認定事業「色輪っかつなぎ」などもそのひとつ。現在、市民館に設置されているアウェアネスツリーの企画にも携わった。「人と人との繋がりの中で様々なプロジェクトの芽が出ている。来年以降さらに発展させていきたい」

 ○…地域活動に繰り出したのはここ2、3年のこと。美術大学卒業後からグラフィックデザイナーとして都内で30年以上働いてきた。「ものを売るためだけのデザインをしていていいのか」と、3年前に区内の自宅で起業。日中近所を歩いてみると、静かで物寂しい住宅地。「おもしろいことで地域を変えていきたい」。そんな時、市民館で目に留まった区まちづくり協議会の公募委員募集チラシをきっかけにまちづくりの世界へ。地域ビジネスの社会人講座にも通い、デザインの枠を超えて動き出した。

 ○…生まれは東京都。通っていた千代田区の小学校の周りに出版社が多かったことも影響し、当時の夢は漫画家。高校の美術で石膏デザインに魅了され、アートの道を進んできた。「大学生の娘は宝塚好き、高校生の娘は漫画やアニメが好き」と芸術好きな一家。休日も地域イベントで外出することが多いが、「娘の演劇や作品展があったら観に行く」と父の顏をみせる。

 ○…活動の基本となっているのは、ある時耳にした「オハイオ」という言葉。「面白いこと、初めてのこと、意味のあること、驚きのあること、4つの頭文字で”オハイオのあること”をしていきたい」と、新しいプロジェクトに進んで取り組む。デザイナーとしての夢は「行政のグラフィックデザインをヨーロッパ並みにかっこよくしていくこと」。アートなまちづくりはまだ始まったばかりだ。
 

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