川崎宮前ロータリークラブの30代目会長に就任した 増田真路(しんじ)さん 土橋在住 66歳
絆の深さを誇りに
○…今年30周年を迎えた川崎宮前ロータリークラブ。13年ぶり2度目の会長を務める。昨年に引き続き、活動テーマは「地域とのふれあい」。「ロータリーの原点に返り、奉仕の気持ちを大切に地域密着で活動を続けていきたい」と継続することの大切さを語る。今年は30周年を記念した青少年育成のための基金も立ち上がった。「RC会員だけでなく、地域の皆さんの協力も得ながら盛り上げていければ」と意気込む。
○…RCへの入会は19年前。社会保険労務士として区内に事務所を構えていたところ、当時の会長に声を掛けられた。最初は何気なく入ってみたというが、「人のために働く労務士の仕事はある意味で社会奉仕に通じるものがあったのかもしれないね」と振り返る。10周年、20周年と歴史を経る中で「人の繋がりの大切さを知り、奉仕の気持ちも強くなった」。特に会員同士の「絆の深さ」は誇りだ。「旅行や忘年会など奥さんも交えて家族ぐるみの付き合い。これまで支え続けてくれた妻への恩返しにもなるかな」と照れ笑い。
○…福岡県出身。田んぼに囲まれた自然豊かな土地で少年時代を過ごした。「暗くなるまで友達と遊びまわっていた。何もないところだけど、やっぱり故郷はいい」と懐かしむ。最近の楽しみといえば、2人の小さい孫と遊ぶこと。「毎週のように会いに行っている。本当にかわいい」と溺愛の様子だ。
○…『真実一路』が由来という名前の通り、落ち着いた真面目な性格。「あんまり冒険はしないし、横道に逸れないタイプかな」と笑う。RCのメンバーについては「自分たちで何か始めようとリーダーシップをとってくれる人が多く心強い。会長1人では何もできないからね」と信頼を寄せる。現在会員は20人、高齢化も課題だ。「若い方や女性の会員も増えてほしい」。そのためにも、「地域の皆さんに身近なRC」として活動し続ける。
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5月3日
4月26日