宮前区観光情報記者のほか様々な市民活動で活躍している 青柳 和美さん 有馬在住 67歳
人との出会いがエネルギー
○…様々な市民活動に参加し、宮前区観光情報取材記者としても活躍。区民に地元の情報を提供し続けている。記者はすでに3年務め、「宮前区の人・緑・街が大好きだから、その魅力をより多くの人に伝えたい」と満面の笑顔。最近では取材中に声をかけられ、「素直にうれしい」と話す。
○…10年前他区から”終の棲家”にするつもりで宮前区に転居。理由はどこか生まれ故郷の山梨県鰍沢町の雰囲気に似ているような気がしたから。そこで定年まであと1年というときに、仕事をリタイアした後の楽しみをみつけようと、行政主催の街中を歩くシニアライフ講座に参加。それをきっかけに趣味のカメラ片手に区内を散策するようになった。「区内は由緒ある神社仏閣や太古のロマンを語れる古墳、四季を実感できる緑地、伝統文化やイベントなど魅力にあふれている」といい、その後市のシニアレポーターにもチャレンジ。取材で出会った人たちのあふれる笑顔が最高という。
○…少年時代は豊富な自然に囲まれたのどかな暮らしの中で育ち、就職で同郷の社長が経営する東京都大田区の印刷会社へ。根っから好奇心が旺盛で物怖じしない性格。東京生活も全く苦になる面はなかった。今は夫人と娘夫婦と二世代同居。孫2人の話になるとさらに目尻が下がる。外出してばかりの主人に刺激されてか、夫人も「最近は自由にいろいろやっているみたい」と苦笑する。
○…人との関わりを広げるために取材した写真を本人に渡し、「喜んでもらえるとこちらもうれしい」という。今後の夢は「街の魅力を伝える写真展の開催」。また「定年退職した会社に頼んで、『有馬の写真集』も作ってみたい」と話す。「先日取材したかわさきハロウィンは多くの人で賑わっていた。宮前区も遺跡を生かして古代人のコスプレをするイベントなどを企画したらどうだろう」。大好きな街を盛り上げたい気持ちがあふれる。
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5月3日
4月26日