川崎宮前ロータリークラブ第31代会長に就任した 矢沢 博孝さん 初山在住 72歳
若者に門戸を開く活動を
○…奉仕活動団体の川崎宮前ロータリーに入って6年目での会長就任。まだまだ分からないことも多く不安もあったが「一緒に活動する仲間と一緒に足りないところを補ってもらいながら、地域住民の一人として何ができるのか考えて取り組みたい」と会長職を引き受けた。「活動歴が短いからといって恥をかかないように学んでいかないと」と身を引き締める。
○…RCに入ったきっかけは、市議として活動をしていた時に後援会で付き合いのある人から誘われたこと。入会当初は「RCがどんな活動をしているのかあまり知らなかった」と苦笑い。しかし、入ってみると多様な業種から集まった会員たちや奉仕活動を通して今まで自分が知らなかった世界の話を聞いたり体験したりと活動の魅力を知った。見識が広がった実体験から「若い人にもRCの活動の魅力を知ってもらいたい。自分の住んでいる地域のことを知り、地域活動へとつなげてもらいたい」と若い会員の増強に意欲を燃やす。
○…趣味は40歳ごろからはじめたゴルフ。愛好歴は30年以上だという。昨年大病を患って以来あまり練習にも行けていないと話すがそれまでは、年に多くて10回は欠かさずプレーを楽しんでいたとにっこり。ベストスコアは84。その魅力はと尋ねると「健康であり際すれば、一生できるスポーツ。自分との闘いだから結果が悪くても人のせいにはできない。人生みたいな競技」という。自分に厳しい一面が垣間見える。
○…好きな言葉は「進む時は人まかせ、引くときは自ら決せよ」。「辞める時というのは始める時の10倍ぐらい難しい。自ら決しても、後継者がいないともっと大変なんだ」とこれまでの人生を振り返る。そうした経験から「RCも若い人が入りやすいように、固定観念にとらわれず時代の流れに合わせて、参加しやすい形に変化させていかなくては」と先を見据えた活動の大切さを熱く語った。
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5月3日
4月26日