神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2020年7月10日 エリアトップへ

宮前区 「ご近所情報」 ウェブ発信 エリア担当新設、市民目線で

コミュニティ文化

公開:2020年7月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
ウェブサイト検索イメージ
ウェブサイト検索イメージ

 宮前区は町内会活動や子育て情報などを町名ごとに検索して閲覧できるウェブサイト「ご近所情報サイト」を7月13日から公開する。各地域を担当する「ご近助コンシェルジュ」を新設し、エリアごとの情報発信を強化。イベントや活動に関心を持ってもらうことで、子育て世代の地域での居場所作りや町内会自治会への加入促進を目指す。

 公開する「みやまえご近助さん」は近所の施設やイベント、コミュニティカフェなどの情報まとめサイト。地域活動に参加するきっかけを作ることで、区が進める、地域で支え合う「近助」につなげたい考えだ。

 特徴的なのは町内会自治会との窓口を担う「ご近助コンシェルジュ」を新たに設置したこと。区内を9区域に分け、40代の子育て世代が各エリアの担当を受け持つ。地域活動を市民目線で紹介する他、町内会自治会のイベント情報なども各担当者が随時受け付け、更新していく予定だ。コンシェルジュの一人、上村和弘さんは「地域の人財を掘り起こしていきたい。担当者がアクセスポイントになり、さまざまな取り組みを届けたい人に届けられるよう尽力していく」と意気込みを語る。

子育て世代と町内会つなぐ

 子育て世代への情報発信について、町内会関係者は「若い人にも活動に関心を持って地域に溶け込んでほしいが、加入していない人への発信が難しい」と課題を挙げる。解決に向け区は昨年、11団体へのヒアリングや子育て世代71人にアンケートを実施。その結果、ベビーカーで行ける徒歩圏の情報を求めていることが分かった。一方で、エリアを細かく分類したウェブサイトはほとんどなく、情報の収集に手間取っている人も多かった。

 区担当者は「若い世代が求めている情報は町内会活動との親和性が高いが、加入することで得られるということへの理解が進んでいない」と話す。区は広報用チラシを5万部作成。母子手帳交付や検診時などに配布し、ウェブサイトの周知に努める。サイトは【URL】miyamae-gokinjosan.comで検索を。
 

宮前区版のトップニュース最新6

「支援の輪」次の段階へ

こども食堂

「支援の輪」次の段階へ

寄付増加、物流に課題

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook