神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2021年11月12日 エリアトップへ

ダンスクラブはるいずむ 創部11年で全国初V 動画で意識強化 念願叶う

スポーツ

公開:2021年11月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
優勝し笑顔の選手ら=提供写真
優勝し笑顔の選手ら=提供写真

 菅生、稗原地区の小中学生が中心に活動するダンスクラブ「はるいずむ」(久木晴代代表)が、9月18日に行われた全国こどもチャレンジカップ第14回リアル全国大会アクティビティ部門で優勝。新型コロナの影響でチーム全員が揃わない中、動画を活用するなど工夫を凝らし創設11年で初めて全国を制した。

 会場で踊りを披露する「リアル」に加え、撮影した動画を審査する「動画」の両大会が同時開催。全国各地の動画予選を勝ち抜いたダンスクラブ計64団体が参加した。

 同クラブは大田区総合体育館(東京都)で行われたリアル大会で、動きの激しさや快活さを競うアクティビティ部門に出場した。13人のメンバーは、1分45秒の演技時間内で「アナ雪」をモチーフにジャズや新体操の動きを取り入れたダンスを披露。14団体がエントリーする中、両大会同部門で今大会最高得点を記録し、初の栄冠を手にした。

 小学生リーダーを務める阿部彩羽さん(菅生小5年)は「優勝できうれしい。指先や姿勢、身体の丁寧な動きを意識した成果が出せた」と笑顔で優勝の喜びを語る。

合同練習減も時間外を活用

 彼女らは週2回、菅生小学校体育館で約2時間練習に取り組むが、分散登校などの影響で練習時間が減少。踊りを全員で合わせる機会が激減した。久木代表は全体練習に代わり、個人での基礎練習を強化。動画を撮影し、選手らが練習時間外に視聴。反省点を洗い出すなど、時間の活用と意識強化に努めた。

 同チームの強みは「オリジナリティ」。新体操経験のある久木代表がアクロバットなダンスを考案し、選手らが表現するという。今大会でも強みを遺憾なく発揮し、高校生も出場する中で結果を残した。

 久木代表は「コロナに負けず基礎練習を強化し、良い結果が出せた。よく頑張ってくれた」と教え子たちを称えた。

宮前区版のトップニュース最新6

「支援の輪」次の段階へ

こども食堂

「支援の輪」次の段階へ

寄付増加、物流に課題

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook