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宮前区版 公開:2022年5月6日 エリアトップへ

宮前平在住千葉夫婦 念願の地元公演 あさって、劇団民藝

文化

公開:2022年5月6日

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仲睦まじい千葉夫婦=先月、自宅で
仲睦まじい千葉夫婦=先月、自宅で

 市内に稽古場を構える劇団民藝の公演『グレイクリスマス』。同劇団員で宮前平に住む千葉茂則さん(67)・博子さん(68)夫婦が5月8日(日)、麻生市民館で共演。茂則さんは30年前の初演から出演しており、コロナ禍を経て、地元の舞台で主役の一人を演じる。

 30年前から続く同劇団のロングラン公演。舞台は戦後、茂則さんが演じる旧華族・五條伯爵の邸宅。1945年から朝鮮戦争が始まる50年まで、時代の大きなうねりに翻弄(ほんろう)された人々の姿を、滑稽に描く群像劇だ。出演は千葉夫婦のほか16人。客演として元男闘呼組の岡本健一さんが名を連ねる。

 茂則さんは「いつの間にか最古参になり、懸命に努力しなければならない立場になった」と、現場でリーダーシップを発揮するベテラン俳優だ。

 博子さんは、結婚前の船坂の名で、女中頭のヨシを演じる。脇役を任されることが多いため、日ごろから人間観察をして演技に役立てているという。「30年前からあこがれていた役。『東京ブギウギ』の歌と踊りが見もの」と話す。

 今回のキャストによる舞台化は2018年。新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで全国公演のほとんどが延期となっていた。茂則さんは「毎日PCR検査をするなど、コロナ対策を講じて公演に臨む。制限が緩和されても緊張感は保たなければならない」と強調する。

読み聞かせで地域交流も

 二人は17年前に宮前区へ。劇団員として区内外の小学校で絵本や童話などの読み聞かせを実施するほか、ワークショップや「稽古場公演」で地域と交流を続けてきた。「本番に向けて準備は整った。地域の皆さんと交流する数少ない機会なので、多くの方のお越しをお待ちしています」と呼びかける。

 詳細は同劇団ウェブサイト。チケットの申し込みは、船坂さん【携帯電話】090・2754・9454。  

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