4月1日付で宮前郵便局長に就任した 石川 剛さん 大和市在住 56歳
ワクワク郵便局を目指す
○…4月1日付で宮前郵便局長に就任した。初めての赴任となる宮前区の印象を、「高級なイメージを持っていたが、そういった感じの中にも人が気さくで親しみやすく、どこか昔ながらの雰囲気が漂う、一体感を感じるまち」と話す。支社の総務畑などを経て、今回「やってみたかった」と話す念願の局長職に。「お客様によいサービスを提供するためには、職員も元気に楽しく仕事ができなければダメ。だからこそ双方がワクワクするような郵便局づくりに力を注いでいきたい」と意気込む。
〇…学生時代にアルバイトをした外食産業のオーナーから「店をもたせてやる」と言われ、就職に悩んだそうだが、「大きな組織で力を試したい」という気持ちが勝り、郵政事業庁を選んだ。バリバリ仕事をこなしていたころは後進の指導にも厳しく接するタイプだったという。が、年齢を重ね「ただ厳しくするだけでは部下はついてこないってことに気づいたんだよね。指導法を工夫して接すれば怒らなくても人は動く。良いところをほめてあげることも大事だよね」と、温和な局長の顔に。
〇…自身の両親、夫人、1男2女の7人暮らし。「あ、忘れてた。8人だ!」毎日散歩に連れて行くという愛犬も家族の一員と満面の笑み。アルバイト時代の腕を活かして、休みの日はランチ作り担当だとか。「得意はパスタ。冷蔵庫にあるものを使って、隠し味にワインを多めに…」などと、かなりの料理好きが窺える。「単身赴任が長くて家のことは女房にまかせきりだったから、頭が上がらないよ」と眼差しはやさしい。
〇…高齢社会が進む中で見守りなどネットワークを活かした郵便局ならではのサービスにも取り組んでいきたいという。「一企業としてお客様に喜んでもらえる郵便局に。また職員が転勤後も『自分はあの宮前にいたんだ』と誇りをもてるような局にしていきたい」。最後に熱く語った。
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4月26日
4月19日