宮前区PTA協議会の会長に5月18日付で就任した 上村 和弘さん 犬蔵在住 45歳
柔軟な発想の聞き上手
○…前会長から「次は頼むね」と声をかけられたのが1年前。今年1月に引き継ぐことを決めた。宮前区と高津区の一部を含む小中学校29校から約40人が集う宮前区PTA協議会は各校の橋渡し役。「どういう会なのか見えない部分があった。だからこそ中に入ってみようと思った」と飛び込んだ。最前線で動くのは各校の単位PTA。「単Pの皆さんが動きやすいような舵取りを区Pでしていきたい」。現場の声を丁寧にひろっていく。
〇…犬蔵小のPTA会長に就いて4年。下の娘が6年生になり「今年度で娘と一緒に卒業。集大成の年」と話す。高校生の息子が小学生の頃からおやじの会に携わっていたが、当時PTAは全くの初心者。夫人を推薦する声があったが「妻は手を抜けない性格で頑張りすぎちゃうから」と代わりに引き受けた。従来のやり方にとらわれず、メールを活用したお便りの発信等を取り入れた。「変化は悪いことじゃない。まずはやってみることが大切」となにごとも臆することなく挑戦する。
〇…都内IT企業勤務。週末は犬蔵サッカークラブのコーチという一面も。「しつもんメンタルトレーニングインストラクター」の資格をもち、練習では「問いかけ」を大切に自主性を育む。「自分で考えて目標に向かっていってほしい」と子どもたちを優しく見守る。PTA等で繋がった仲間とのフットサルが息抜き。「今では40人くらいまで増えた」と“おやじ仲間”ができたことを嬉しそうに話す。
〇…「『子どもたちのため』それが大前提」。PTAを経験し、地域の人がどれだけ子どもたちのために動いてくれているかを目の当たりにした。「一番の当事者の親が動くことで地域と一丸になれる。そんな風土を作っていきたい」。柔軟な発想で新しい風を吹き込む。
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4月26日
4月19日