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宮前区版 公開:2019年1月18日 エリアトップへ

先月ミニアルバムの配信を開始した「THEだいじょぶズ」のベースを担当する 齋藤 正章さん 東有馬在住 40歳

公開:2019年1月18日

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音楽で笑顔届ける元芸人

 ○…4人組ロックバンド「THEだいじょぶズ」のベーシスト。2017年の結成以来、怒涛の勢いで活躍の幅を広げている。下北沢のライブハウスを拠点に、多数のライブを敢行。会場が一体となるパフォーマンスは圧巻だ。「ライブはみんなで作り上げるもの。自分たちの想いを込めた曲でハッピーを届けたい」。ユーチューブでMV公開や日常の様子をアプリで毎日無料配信するなど、ファンとの距離の近さも魅力のひとつだ。

 ○…元吉本芸人。ドリフターズが好きで、大学卒業後「コミックバンドをやりたい」と養成所に入所。2003年にデビューを果たした。1年目にしてテレビ東京の企画でCDデビューするなど「意外ととんとん拍子で進んでしまった」と笑う。11年続けたが、ふと立ち止まった時期があった。「本当にやりたいことってこれだっけ、と。やっぱり本気で音楽がやりたいと思った」。力が抜け、素直になれたという。

 ○…横浜市栄区出身。6歳から中学3年までピアノ、15歳からベースを弾く。当時、高校生バンドの登竜門だった「ヨコハマ・ハイスクール・ホットウェーブ」に出場し、1780組中、上位40組に残ったことも。「関内ホールで演奏したあの6分間は忘れられない。今の礎かな」と懐かしむ。大学も軽音学部に所属。ずっと音楽が近くにあった。「音楽活動をしている今が等身大の自分」と胸を張る。

 ○…2人の子どもと妻と暮らす。芸人3年目で結婚。バイトをしながらの生活で苦労も多かったという。「今はライブに家族を連れて行くことが恩返し」。イベント設営などの仕事に加え、地域イベントでMCを務めることも。「お笑いで培った経験と自分たちの音楽で地域を元気にしていきたい」。軽快な口調とはじける笑顔で語ってくれた。

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