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川崎区・幸区版 公開:2011年6月3日 エリアトップへ

川崎市歯科医師会川崎区支部の支部長を務める 金井 久弥さん 川崎区砂子在住 44歳

公開:2011年6月3日

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歯科の災害対策強化を

 ○…川崎区内で111の歯科院が加入する川崎市歯科医師会川崎区支部の支部長を務める。6月4日の「むし歯の日」をはじめ、歯への関心を高めてもらう啓発活動を行う歯科医師会。支部ではこのうち、毎年秋に開催するいきいき健康づくり・子育てフェスタ等に取り組む。歯科相談や子どもを持つ親への歯磨きのアドバイスを行うことに力を入れている。

 ○…川崎区砂子生まれ。いさご通りの金井歯科医院で院長を務める。父親が歯科医師だったこともあり、自然と同じ道を志した。日本大学松戸歯学部を卒業後、他院で経験を積み、平成11年から父親とともに医院で治療にあたった。治療方針はむし歯や歯周病を未然に防ぐ「予防歯科」。本来、歯科医はどうあるべきかと考えた時に辿りついた。「患者さんはどうしたらむし歯にならないか、自分でわかっている。私の役目は、来院した患者さんに正しい歯磨きの仕方やアドバイスを送り導いてあげることだけ」。患者の話に耳を傾け、関係作りに務める。

 ○…支部長の仕事や地方への出張講演などで多忙な日々を過ごしているが、休みがあれば家族サービスに精を出す。「この前は横浜のコスモワールドに出かけて来た」と取材中に携帯電話を開き、愛娘を撮った写真を見せてくれた。家族思いの一面ものぞかせる。

 ○…先月、東日本大震災の被災地である宮城県の女川町と石巻市へ歯科治療の支援物資を届けに行ってきた。歯科治療のニーズが高いのに対し、治療施設や医師が不十分で、対応に追われている現状を目の当たりにした。「もし川崎で震災が起こったら支部では何が出来るのか」と自問自答。危機感を感じたのは支部内に災害時のマニュアルが全くないこと。「まずは一刻も早く、発電装置や治療道具など備品の確保などを話し合うことが必要。支部内でも災害対策に関する意識を高めていきたい」と力を込める。
 

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