神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2014年2月7日 エリアトップへ

川崎区民生委員児童委員協議会の会長として区内269人の民生児童委員をまとめる 梅津 三枝さん 境町在住 74歳

公開:2014年2月7日

  • LINE
  • hatena

「ありがとう」を原動力に

 ○…昨年12月に川崎区民生委員児童委員協議会(区民協)の会長に就任。区内の民生委員と児童委員(民生児童委員)269人を取りまとめる。民生児童委員の仕事は子育てや介護に悩む地域住民への行政サービスの紹介や、高齢者宅訪問、地域の子ども達の見守りなど多岐にわたる。高齢化が進んだ上、現在は定員に対して12人欠員しており「私が始めたころより一人ひとりの仕事量が増えた」と各委員の負担をおもんぱかる。要望があっても言い出せない性格の委員や、新任の委員にも活動を楽しんでもらえるよう「委員たちとよく話し合える、力になってあげられる会長になりたい」と抱負を語る。

 ○…東京都足立区出身。結婚とともに、旭町に居を移した。主婦業のかたわら婦人部でも積極的に活動。婦人部長を務めていた時に推薦を受け、95年から民生委員となる。地区会長や区民協副会長を歴任。小泉忠之前会長も「穏やかなようでいて、的確な判断ができる女性。会長にピッタリだ」と太鼓判を押す。

 ○…「地域の方に選んでいただいているんだから、地域の役に立たないと」。そんな責任感で19年間走り続けてきた。足が痛いと相談を受ければ近くの病院を紹介したり、隣人トラブルの相談に乗ったり――。家族には「そんなことも仕事なの?」と驚かれることもあるが、電話で呼ばれれば迷わずかけていく。「いろんな方から『ありがとう』と言ってもらえる。その一言が嬉しくてね」と顔をほころばせる。

 ○…娘夫婦と中学3年の孫との4人暮らし。保護司としても活動しているため外出が多く、多忙な毎日を送る。息抜きは、年に6回は行くという家族との温泉旅行だ。3年後には民生児童委員、保護司ともに任期が終わり、自由な時間も増えるが「もちろん友達と温泉に行ったりもしたいけど、ボランティア活動は続けたい。いつまでも人の役に立ちたい」と力強く語った。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook