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川崎区・幸区版 公開:2014年5月9日 エリアトップへ

フォトサークル「写撮(シャトル)」の会長を務める 横山 隆夫さん 砂子在住 85歳

公開:2014年5月9日

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仲間、家族と撮影楽しむ

 ○…発足した96年当初からの会長として、11人の会員をまとめる。メンバーで日本民家園や三溪園、夜の川崎港などに出かけて撮影に興じる。写真は月に一度開く例会に持ち寄り、講師を呼んで改善点などを勉強するという。「とても仲が良くて、皆、例会を楽しみにしているんですよ」。サークルの輪を大事に、楽しみながら活動することを心掛けている。

 ○…自身の写真で思い出に残っている一枚は、神奈川報道写真連盟の写真審査会で特選に選ばれた、夕陽の光が馬に当たっている川崎競馬場の写真。「シャッターを押したときに『よし!』と思ったくらい、手応えがあった。自分でも、これはいい写真だと思えた」と、興奮気味に話す。今はデジタルカメラ全盛だが、フィルムカメラも手放せない。「重くて持っていくのが大変だけれど、なじみがあるからどうにも踏ん切りがつかなくて」。現像するまでの間、どんな写真に仕上がるか楽しみなところもフィルムカメラの魅力だという。

 ○…大田区出身。26歳のとき養子として川崎に来て以来、区内で場所を移しながら生花店を営んだ。店を長男に譲った60歳のとき、カメラ人生がスタート。夫人と一緒に弁当と水筒、三脚を持って多摩川へ出かけ、「仲が良いね」と言われながら野鳥や夕景をレンズに収めた。孫との撮影旅行も楽しみの一つ。北海道や沖縄にも出かけたといい、「一緒に行くと、『じっちゃん、あのポイントいいよ』なんて教えてくれるんだ」と、目尻を下げる。

 ○…目下、5月27日から6月1日までアートガーデンかわさきで行われる「写撮」写真展の準備に忙しい。来年は会発足20年という節目の年。「『20年でピリオド打つよ』と言っているんだけれど、皆辞めさせてくれないんだよ」と、少し困り顔。それでも「まだ入会して2カ月の会員もいるし、皆にお世話になりながら、まだまだ続けてみようかな」と、意気込む。

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