「第11回かわさき楽大師」実行委員会の総務担当として運営の中核を担う 森 明弘さん 大師町在住 46歳
「願い事が叶う大師」へようこそ
○…今年で11年目を迎える「かわさき楽大師」の立ち上げから関わり、会議のとりまとめから広報活動までをこなす。地域一帯を盛り上げたい一心で、約30人の実行委員一丸となって毎年取り組む恒例のイベントで、テーマは「願い事が叶う大師」。「思い描いていた素晴らしい街だと思ってもらえるよう、そして地元の人にも馴染みの地域で楽しんでもらえるようにおもてなしをしたい」と意気込む。
○…川崎大師平間寺大山門前に構える、大正6年創業の「久寿餅本舗住吉」4代目。子どもの頃は「この子が大師の久寿餅屋の息子だよ」と判を押したように言われ、「店の存在を知ってくれているんだな」と思っていたという。大学卒業後はホテルマンになったが、25歳のときに母親の病気をきっかけに店に入り、5年前に代表取締役に就任した。「お大師様の目の前の店ということで、店の歴史を知る人達が店のことをすごく思ってくれていると感じる」と話す。「だからこそ商店街の役を引き受けることや、イベント等に積極的に関わることで、自分が地域貢献をしていかなければ」と、その目は常に大師地域を見渡す。
○…小2から始めたアイスホッケーで汗を流し、高校時代は国体で4位になったことも。一昨年までは高校のOBチームでプレーしていたが現在はスティックをクラブに替え、「ゴルフの予定が入る日が休日」と笑う。食に携わる立場から、同業者を中心とした仲間との食事会も楽しみのひとつ。
○…妻と息子の三人家族。17歳の息子とは、「仲良しなのが自慢」。昨年も米のディズニーワールドに出かけ、男2人旅を楽しんだという。英気を養った後は、店の仕事に地域の仕事。7月に行われる川崎大師の風鈴市では実行委員長も務める。「商店街の一番の良さは人情。人と人とのふれあいが、商店街を元気にさせる。『願い事を叶えられる街』でいられるよう楽大師をこれからも続けていきたい」。
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4月26日
4月19日