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川崎区・幸区版 公開:2016年10月14日 エリアトップへ

生活習慣病の予防啓発などを行う「すずらん健康塾」を主宰する 須藤 紘一さん 塩浜在住 77歳

公開:2016年10月14日

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「楽しい」と思える講座に

 ○…川崎区の塩浜三丁目町内会で老人会会長を務める傍ら、生活習慣病の予防啓発などを行う「すずらん健康塾」の立ち上げに尽力。同塾で代表を務め、先月には恒春園地域包括支援センターの保健師や看護師らと連携し、初回となる講座を開催した。約30人もの地域住民らが集まるなど好評だったものの、「このように活動できるのは自身を支えてくれる周りの皆さんのおかげ」と謙遜。今後も、参加者が楽しみにしてくれるような講座を定期的に開催していきたいと意気込みを語る。

 ○…「もともと健康には興味がなく、むしろ不摂生な生活を送っていた。日本酒や甘いものが大好きだったので」―。転機が訪れたのは今から約14年前。日ごろの生活スタイルがたたり、自身が糖尿病を患ってしまった。この経験が健康に関心を持つようになったきっかけ。医者からのアドバイスで1日の摂取カロリーを1600キロカロリーに制限するとともに、1日1万歩のウォーキングを始めた。熱心な取り組みの成果もあり、1年も経たないうちに血糖値も平常に戻ったという。

 ○…初回に選んだテーマは自身も体験した「糖尿病」だった。「糖尿病になってからでは遅い。かかってしまう前から予防してもらいたい」という思いがある。講座は無料で、誰しもが参加しやすいよう配慮。単に「糖尿病とは何か」といった座学だけでなく、楽しみながら学習できるように体も動かす形式にしている。「ためになるのは当たり前。『行って楽しかった』と思ってもらえる講座にしたい」というのがモットーだ。

 ○…大学時代はグラフィクデザインを学ぶ。広告代理店に勤務した後、独立した。常に最新情報に触れる機会が多かったことから、現在はスマートフォンを持ち歩き、先端技術を指でスマートに操作。すずらん健康塾の活動など、日々の様子をフェイスブックで発信する姿は全く年齢を感じさせない。

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