川崎区・幸区版 掲載号:2018年1月26日号 エリアトップへ

女子ボクサーとして史上最年少で3月、カルッツかわさきでプロデビュー戦に挑む 四宮(しのみや) 菊乃さん 川崎新田ジム所属 16歳

掲載号:2018年1月26日号

  • LINE
  • hatena

恐怖に克ち、前に出る

 ○…ボクシングを始めて3年目。昨年7月のプロテスト合格を経て、地元川崎で晴れ舞台を迎える。同じジム所属の王者2人のタイトル戦と同日のデビュー戦で、34歳の相手に立ち向かう。「貴重な経験。たくさんの人に見られる試合に出させてもらうのは、嬉しくて楽しみ」と笑みをこぼす。

 ○…宮前区で生まれ育った。体を動かすのが何より好きだった少女は、小1から近所の空手道場に通い始め、小4でミニバスのチームへ。中学校バスケ部では1年冬から主将を任されると、中心選手として大きな期待とプレッシャーをかけられ、次第に悩むようになった。「チーム競技は向いてないんじゃないかって」。そんな時、小学生の頃から試合観戦していたボクシングがふと頭に浮かんだ。「やりたいことをやってみたら」。母親の一言に背中を押され、憧れ続ける東洋太平洋女子3階級制覇の三好喜美佳選手が在籍する、登戸の川崎新田ジムの門を叩いた。

 ○…下がることなくひたすら前に出続ける。小5のとき試合で見た三好選手が「かっこよくて好きになった」。空手では組手が苦手で痛いと泣き、ボクシングを始めてからも中3のときスパーリングに臨んだが、怖くて下がることしかできなかった。高1の春に初試合を公式戦で迎え、1ラウンド2分終了間際でノックアウト負けを喫した。アマチュア戦績は2勝3敗。プロテスト数日前には、他ジムでの出稽古で右腕を負傷してマイナス思考に陥ったが、翌日に動画を何度も見直して「本番で強さを見せつけよう」と切り替えた。「やると決めたらやりきる。『後悔先に立たず』だから」

 ○…兄と姉、弟の4人きょうだい。1歳下の弟も同じジムに通い、仲良しで一緒に出かけることも。普段は生田東高校に通い、週一でアルバイトする高2女子。家では音楽を聴いて気分転換もするが、練習漬けの毎日だ。「卒業までにベルトを巻きたい」。155センチの体で、大きな夢を描く。

<PR>

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

梅本 誠さん

エンタメ集団「川崎セブンスター」の代表を務める

梅本 誠さん

川崎区中瀬在住 63歳

10月22日号

高田 健二さん

全日本ベテランテニス選手権の男子85歳以上ダブルスの部で優勝した

高田 健二さん

幸区神明町在住 85歳

10月15日号

中村 博基(ひろもと)さん

大師稲荷神社の宮司に就任した

中村 博基(ひろもと)さん

川崎区中瀬在住 41歳

10月8日号

藤原 優子さん

香辛子レシピコンテストで最優秀賞を受賞した

藤原 優子さん

川崎区小田在住 36歳

9月24日号

向坂(さぎさか) 光浩さん

川崎アゼリアの代表取締役社長を務める

向坂(さぎさか) 光浩さん

多摩区在住 60歳

9月17日号

蛯原 帆奈海さん

若者の地域活動を支援する市民団体「川崎ワカモノLab」の共同代表を務める

蛯原 帆奈海さん

幸区南加瀬在住 22歳

9月10日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月26日0:00更新

  • 6月19日0:00更新

  • 9月13日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook