神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2021年11月26日 エリアトップへ

川崎地域連合の議長に就任した 渡部 堅三さん 川崎区在勤 60歳

公開:2021年11月26日

  • LINE
  • hatena

みんなを笑顔にしたい

 ○…「7万人の組合員と一丸になり、全ての仲間を幸せにする」。11月12日、川崎市内最大の労働組合の集合体、川崎地域連合の新議長に選ばれ、こう決意を表明した。連合の取り組みは労働者の祭典「メーデー」が有名。他にも町会と取り組むクリーンキャンペーンや、地域の人が参加できるイベントなどに長年注力してきた。こうした取り組みで存在感を示していきたいと話す。

 ○…所属会社のJFEスチールは2年後の京浜地区の高炉休止を決定。多くの組合員が転勤を余儀なくされるなか、同社京浜労働組合の執行委員長として、家庭の事情などで転勤できない人の雇用を守るために奔走する。残る工場を将来的に存続させるとの約束を取り付ける交渉も会社としていく。「辛いタイミングで責任者になっちゃった」と苦笑いするが、その目は使命感に燃える。

 ○…新潟県出身。高校卒業後、日本鋼管(現JFEスチール)に就職。1986年に上司に誘われ京浜労働組合の専従職員になった。以来35年間、組合員の地位向上、労働条件の改善などについて会社と団体交渉を行う組合活動一本に力を注いできた。京浜地区だけでなく、組合本部での勤務や「連合神奈川」に派遣されるなどのキャリアを積んできた。「時には叱咤されることもあったが、組合員の皆さんの笑顔がやりがい」と活動の醍醐味を話す。

 ○…花が好きで、休みの日はガーデニングで心を癒す。「土いじりは無心になれるからいい」。月に1回、町内会の自主防災組織の仲間と地域の公園の花植えも行う。殺風景だった公園を華やかにしようと、土を掘り起こして花壇づくりから始めて早10年。花植えも、組合活動もその根っこには座右の銘「継続は力なり」の精神がある。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook