神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年7月22日 エリアトップへ

川崎市市民ミュージアムの館長を今年度から務める 小沢 正勝さん 中原区在勤 56歳

公開:2022年7月22日

  • LINE
  • hatena

「五感に響け」もう一度

 ○…2019年の台風19号による浸水被害を受け、施設の利用が中止となっている川崎市市民ミュージアム。今年4月から指定管理を取り止め市運営の新体制の下で館長を務めている。「市民の皆様には、被災から閉館となりご迷惑をお掛けし申し訳ない。出張形式やオンラインを活用し、市民一人ひとりが文化芸術に触れる機会を増やしていきたい」

 ○…地域に根差した仕事がしたいと川崎市役所に就職を決めた。商業観光課に席を置いていた時代は、工場地帯が多いことを逆手に取り、船上から見学する「工場夜景クルーズ」を発案。屋形船に乗り、京浜工業地帯の夜景を眺めるツアーは、参加者から大反響を受け、今では名物になるほどの人気観光になっている。「夜景の美しさはもちろん、工場の独特の匂いや音など、五感に訴えるものだったから人々を魅了できたのでは」と自負している。

 ○…市民ミュージアムは、移転が決まっている中、有識者による最初の基本構想懇談会が開かれ、新たな施設へ第一歩を踏み出した。市としても一大プロジェクトとなるミュージアムの新設。構想から基本計画の策定など、様々な検討を進める上で、館長とは別に「調整担当」という大事な役割も担う。「市民に寄り添った施設にしたい。最先端の技術を使って、個人的な経験から言うと、五感に訴える体験ができる場所に」と思いを馳せる。

 ○…趣味は旅行。時間ができると、自然豊かな場所へ行き景色やご当地グルメを楽しんでいる。北海道や伊豆がお気に入りだ。「自然の素晴らしさや新鮮な食材のおいしさは現地に行かないと味わえない。ミュージアムもそうした感動ができるといいよね」と笑顔を見せた。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook