神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2023年4月14日 エリアトップへ

川崎区長に就任した 中山 健一さん 高津区在住 56歳

公開:2023年4月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
中山 健一さん

柔軟に、自然体で

 ○…550人の職員を束ねる川崎区政の舵取り役としての気負いはない様子。「構えることなく、様々な事象に直面した時、その都度、柔軟に対応をしていきたい」と時折笑顔を見せながら語る。丁寧でソフトな話しぶりに誠実で温和な人柄がにじむ。市民にとっては難しい行政用語や施策を「分かりやすく伝えていく」のが区長としての務めとも自覚する。

 ○…ここ10年ほど、観光と文化行政に携わり、昨年の経済労働局観光・地域活力推進部長時代には、川崎駅東口前で開催した「夜市」に力を尽くした。「これまでの経験や人脈を少しでも役立てていきたい」と張り切る。川崎区の目玉である東海道川崎宿起立400年の地域活性化事業では、インバウンドを見据え「外国人が着物を着て旧東海道を歩き、その様子を動画で発信する」アイデアも練り、その実現にも意欲をみせる。

 ○…父親が大工職人だったことから「中学校を卒業したら自分も」との思いを漠然と描いていた。ただ、両親の反対もあり、夢はいつしか消えた。大学時代、公務員受験のサークルに入り、行政マンを意識。89年に入所し、最初に配属された大師福祉事務所が川崎区との縁だ。宮前区役所時代には「フロンタウンさぎぬま」のオープニングイベントに関わるなど、思い出深い仕事は数えきれない。

 ○…毎週木曜日には夜間、津田山駅前の小学校でバドミントンで汗を流すのが息抜き。区長就任に際しては愛好会仲間がケーキで祝福してくれた。うれしさの一方「地域でこれまでお会いした方々や地元の仲間、これから出会う多くの方々の思いを受けて、住みやすく、訪れてみたい、元気な街にしたい」との思いを強くしたという。妻、2男2女の6人家族。

<PR>

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

三竹 桃果さん

ソムリエの競技会で優勝し、6月にフランスで開催されるイベントに参加する

三竹 桃果さん

多摩区出身 25歳

6月13日

渡辺正さん

田島地区商店街連合会会長に5月28日付で就任した

渡辺正さん

川崎区桜本在住 78歳

6月6日

篁(たかむら) 竜男さん(本名:高橋 龍男さん)

自宅兼ホールで長年コンサートホールを営む尺八奏者の

篁(たかむら) 竜男さん(本名:高橋 龍男さん)

川崎区大師駅前在住 73歳

5月30日

斎藤 愛桜(あいら)さん

クラウドファンディングを活用して市内の子ども食堂に米を寄贈した

斎藤 愛桜(あいら)さん

中原区内在住 18歳

5月23日

山田 高志さん

幸警察署長に就任した

山田 高志さん

幸区在住 59歳

5月16日

松尾 博之さん

川崎警察署長として地域を守る

松尾 博之さん

川崎市内在住 59歳

5月9日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook