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川崎区・幸区版 公開:2015年1月16日 エリアトップへ

元川崎フロンターレのディフェンダーで、2014Jリーグアウォーズで功労選手賞を受賞した 伊藤 宏樹さん 横浜市在住 36歳

公開:2015年1月16日

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「地域にもっとフロンターレを」

 ○…公式戦の出場試合数などの基準を満たし、日本サッカーの発展に寄与した選手に与えられる功労選手賞。「ピンとこなかったけど、過去の受賞者を聞いて、すごい人ばかりで恐縮した」と振り返る。選ばれた中では唯一、社会貢献活動への取組が評価された。「入団したときは小さいクラブだったけど、色々な人の頑張りがあったからこそ。スタッフと共に評価された価値ある賞だと思う」と嬉しさを噛みしめる。

 〇…01年にフロンターレに入団。1年目から守備の要として存在感を示し、昨年の引退まで496試合に出場した。主将、選手会長も務め、積極的に社会貢献活動に携わってきた。多摩川の河川敷を清掃する「多摩川エコラシコ」、算数に興味を持ってもらおうと選手が解説するドリルの作成、地元住民と触れ合う機会になる商店街の挨拶回りなど、地域に顔を出すのがクラブの特徴。「どの活動もファンやスポンサーが支えてくれたおかげ」と感謝の気持ちを口にする。

 〇…引退後はクラブスタッフの道を選び、現在は集客プロモーション部に所属する。サラリーマン生活1年目は、パソコンの使い方など、社会人としての基礎がわからず四苦八苦。「周りが助けてくれなかったら今はない。会社もチームなんだと感じた」。今では「毎日が刺激的で楽しい」と言うほど。スタッフとして「もっともっとフロンターレを根付かせて、サポーターを増やしたい」と意気込む。

 〇…「どうしたらスタジアムに来てもらえるか」を常に考える毎日。そのためには「勝敗で観客動員が左右していたらダメ。めざすのは負けてもお客さんが減らないクラブ」という。時に「ヒロキー」として自らがキャラクターに扮し企画に登場する。今年は等々力陸上競技場に新しいメインスタンドが完成し、クラブにとって大きな年になる。「楽しいイベントもたくさん考えている。ぜひ一度スタジアムに来てほしいね」

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