ボランティア今とこれから 被災地で感じた課題 桜美林学生・美容室「ルーチェ」
震災以降、町田市からも老若男女幅広い世代の人々が被災地へ赴きボランティア活動を行ってきた。
情報共有の大切さ
桜美林大学の本田昴平君(LA3年)は、4月6日〜10日間、仙台市若林区と石巻市を訪れ、庭や家屋内のがれきの撤去、一般家庭の泥だし、海産物用の巨大冷蔵庫内の整理などを行った。「作業だけにならないよう、被災者の方との会話も大切にした。僕が行った時点でまだ手付かずの場所が多々あり、今後被災地で活動するボランティア同士や自治体との連携をより強くして、情報共有をしていくことが大切と感じた」
継続的な支援を
市内鶴川で美容室「ルーチェ」を経営する金子芳久オーナーは、4月12・13日、先輩ら計5人で宮城県南三陸町へ赴き、2日間で計100人ほどのカットを行なった。訪れた先は避難先となっている志津川小学校。カットしている際も被災者のこれからを心配する声などを聞いた。
金子さんは、「少しでも笑顔が見れて良かった。今後も現地でのカットに限らず自分たちができる継続的な支援を行なっていきたい」と話す。
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