被災地の中学生チェコで交流 サルビアロータリーが協力
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大船渡市と陸前高田市の中学3年生が春休みを利用してチェコ共和国に招かれ、生活や文化に触れた。
これは日本チェコ友好協会(大鷹節子会長)からの依頼を受け、東京町田サルビアロータリークラブ(落合孝美会長)が日本国内の交通費援助など仲介協力で3月21日から29日に実施された。
参加したのは大船渡市20人、陸前高田市6人の合計26人で、生徒らはホームステイなどして、チェコの人たちから熱烈な歓迎を受け、様ざまな施設訪問や文化体験などを通して交流を深めた。寄付活動をしてくれた学校を訪れたり、動物園ではキリンの子どもに名前を付けることもでき生徒たちは大喜びの様子だった。
落合会長は「子どもたちを成田まで迎えに行き、帰路のバスの中で『ホームステイが楽しかった』と口を揃えて楽しかった思い出を話してくれました。様ざまな場所でおもてなしを受け、『思いやり』という言葉を再認識したようです。この経験を人生の財産として、若い人たちの力で復興してほしいです」と話している。
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