子どもたちとサツマイモ植え サルビアロータリー主催
児童養護施設「バット博士記念ホーム」の児童らが15日、サツマイモの苗の植え付けを行った。
これは東京町田サルビアロータリークラブ(清野修一会長)が主催した新規プロジェクトで、植え付けから収穫までを子どもたちに体験してもらおうと企画したもの。
当日は、子どもたちのほか、同クラブ会員、FC町田ゼルビアの選手ら30人以上が参加し、サツマイモの品種「紅はるか」と「安納イモ」の苗を植えた。
子どもたちはサツマイモの苗の育て方や植え方などを学んだあと、それぞれ苗を片手に勢いよく走り、植え付けを開始した。植える向きや、どれくらい掘って植えるかなど教えてもらいながら、「3番目のサツマイモは俺のだからな」と自分で植えた苗を覚えながら、「早く大きくなって、みんなで焼きイモを食べるのが楽しみ」とニコニコしながら話していた。
またジャガイモの収穫も手伝い、「こんなに大きなジャガイモ見たことない」と目を丸くしながら、「ジャガイモは土の中で、できるのか。知らなかった」「いっぱいできているね」と口ぐちに楽しみながらジャガイモを掘っていた。袋いっぱいにジャガイモをもらった子は「どうやって食べようかな。バターを付けて食べたら美味しそうだね」と目を輝かせていた。
午後からは町田市立陸上競技場(サッカー場)を見学し、その後ゼルビアの選手たちと一緒にサッカーゲームを楽しみ、充実した一日を過ごした。
同プロジェクトの鈴木忠委員長は「子どもたちと一緒に汗を流しながら農作業を体験し、命を育む土の力、植物の生命力、時間の経過が実りを豊かにする現場を共有したいと思い企画しました。天気も良く、子どもたちが楽しそうに植え付けをしてくれて良かった。収穫が楽しみですね」と話していた。
サツマイモは秋には収穫でき、子どもたちと一緒に収穫祭を行う予定。
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