楠瀬直木新体制となったＦＣ町田ゼルビアが初めて勝点３を獲得した。21日に行われたＦＣ琉球戦で２―１で勝利し、これで勝点を36に伸ばし、ＪＦＬ３位に戻した。２位カマタマーレ讃岐とは勝点７差、首位ＡＣ長野パルセイロとは勝点９差となった。
次節はホーム町田市立陸上競技場にＭＩＯびわこ滋賀を迎える。午後３時キックオフ。
今後の日程は、８月11日の試合が終わると、天皇杯予選などでＪＦＬリーグ戦は９月14日まで試合がない。残り試合は13試合と首位を狙うにはまだ十分残っている。残り試合を数えながら展開を考える時期ではないが、上位５チームの中でゼルビアは極端に得失点差が低い。勝点はもちろんだが、最終盤の順位争いが熾烈となったときに、この得失点差はボディーブローのように効いてくる。１試合ごとの積み重ねしかないが、攻撃と守備のバランスも今後ますます重要となってくる。Ｊ２復帰に向け、勝利を積み重ねてほしい。「勝ちながら強くなる」ことはゼルビアの真骨頂だ。
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