反核訴え本間さん 家族新聞すいとんのひ 30年間で300号を発行
三輪緑山の本間美智子さん(=今号3面人物風土記で紹介)は、31年前に家族で戦争に反対し平和を願う「反核家族宣言」を行い、その翌年より30年間、家族新聞「すいとんのひ」を発行してきた。
本間家では、広島に原爆が投下された8月6日をなぞらえて毎月6日を「反核家族の日」とし、その日の夕食を「すいとん」だけにして、食事をしながら平和に関する様々なことを話しあってきたという。その自分たちの平和への願いを周りの人たちにも伝えたいとの思いで新聞を発行するに至り、今年300号をもって発行を終了する。本間さんは「読者の方からは続けてほしいと言われましたが、自分も70歳になり一区切りを迎えました。平和と人権を大切にする反核家族の生き方が後世に受け継がれることを願っております」と話した。
|
|
|
|
|
|